イラスト販売サイト一覧と特徴・手数料について
はじめに
イラストを販売するためのプラットフォームは多岐にわたります。自分の作品を世界中の人々に届けるために、どのプラットフォームを選ぶかは重要な決断です。本記事では、イラスト販売におすすめのサイトを一覧にし、その特徴や手数料について詳しく解説します。ココナラやSkimaを含めた主要なプラットフォームを取り上げます。
販売サイト一覧
ココナラ
ココナラは、日本国内で広く利用されているスキルマーケットプレイスです。イラストやデザイン、ライティング、占いなど様々なサービスが提供されています。
特徴
- 多彩なカテゴリ
イラスト以外にも多くのカテゴリがあり、クロスセルの機会が豊富です。 - 簡単な出品プロセス
初心者でも簡単に出品できるインターフェースが提供されています。 - コミュニケーション機能
購入者と直接やり取りができるため、カスタムオーダーにも対応可能です。
手数料
- 販売手数料: 売上の22%(税別)
使用例
- キャラクターイラスト
- アイコン作成
- 似顔絵
Skima
概要
Skimaは、クリエイターとクライアントをつなぐプラットフォームで、特にイラストやデザインに特化しています。日本国内で人気があり、多くのクリエイターが利用しています。
特徴
- イラスト特化: イラストやデザインに特化したマーケットプレイスです。
- コミッション対応: クライアントの要望に応じたカスタムオーダーが可能です。
- ユーザーフレンドリーなインターフェース: 出品や取引が簡単に行えるインターフェースを提供しています。
手数料
- 販売手数料: 売上の10%
使用例
- キャラクターデザイン
- 同人誌の表紙
- SNS用アイコン
pixivFACTORY
pixivFACTORYは、イラスト投稿サイトpixivと連携しており、pixivに投稿したイラストを簡単にグッズ化して販売できるサービスです。
特徴
- pixiv連携: pixivアカウントと連携しているため、既存の作品を簡単にグッズ化できます。
- 多様なグッズ: Tシャツ、スマホケース、アクリルスタンドなど、様々なグッズを作成可能です。
- 在庫管理不要: 受注生産形式のため、在庫管理の手間がありません。
手数料
- 販売手数料: グッズの製造コストに基づく(販売価格は自由に設定可能)
使用例
- オリジナルグッズ販売
- 同人グッズ
- イベントグッズ
Booth
Boothは、pixivが運営するオンラインマーケットプレイスで、デジタルコンテンツや物理的なグッズの販売が可能です。
特徴
- 多様な商品: デジタルデータから物理的なグッズまで幅広く販売可能です。
- pixiv連携: pixivユーザーとの親和性が高く、既存のファン層に直接アプローチできます。
- 使いやすさ: シンプルなインターフェースで、初心者でも簡単にストアを開設できます。
手数料
- 販売手数料: 売上の5.6%
使用例
- 同人誌
- デジタルイラスト
- オリジナルグッズ
BASE
BASEは、無料でオンラインショップを開設できるサービスで、イラストやデザインのグッズを販売するのに適しています。
特徴
- 無料で始められる: ショップ開設が無料で、固定費がかかりません。
- 豊富なデザインテンプレート: ショップのデザインを簡単にカスタマイズできます。
- 多機能: 決済手段や配送設定など、ショップ運営に必要な機能が充実しています。
手数料
- 販売手数料: 売上の3.6% + 40円
- 振込手数料: 一律250円
使用例
- オリジナルグッズ販売
- イラストプリントTシャツ
- イベントグッズ
Society6
Society6は、アーティストが自分のデザインを多様な商品にプリントして販売できるプラットフォームです。世界中のユーザーにリーチできます。
特徴
- 国際的なプラットフォーム: 世界中のユーザーにアクセスできるため、グローバルな市場にアプローチできます。
- 多様な商品ラインナップ: Tシャツ、ポスター、家具まで様々な商品にデザインをプリント可能です。
- 受注生産: 在庫リスクがなく、注文が入ってから製造されます。
手数料
- 販売手数料: 商品ごとに設定された価格からアーティストのロイヤリティが支払われます。
使用例
- オリジナルアートプリント
- ファッションアイテム
- 家具やホームデコアイテム
Redbubble
Redbubbleは、アーティストが自分のデザインを多様な商品にプリントして販売できるプラットフォームで、特にイラストやデザイン作品に特化しています。
特徴
- グローバルマーケット: 世界中のユーザーにリーチでき、国際的な販売が可能です。
- 多様な商品: 衣類、ステッカー、家電アクセサリーなど多様な商品にデザインを適用可能です。
- 受注生産: 在庫リスクがなく、注文が入ってから製造されます。
手数料
- 販売手数料: 商品ごとに設定された価格からアーティストのロイヤリティが支払われます。
使用例
- Tシャツやトートバッグ
- ステッカー
- スマホケース
Etsy
Etsyは、ハンドメイド商品やヴィンテージアイテムを販売するためのマーケットプレイスで、イラストやアート作品も販売できます。
特徴
- クリエイティブなコミュニティ: ハンドメイドやアートに特化したクリエイティブなマーケットです。
- 国際的なプラットフォーム: 世界中のバイヤーにリーチできるため、グローバルな販売が可能です。
- カスタマイズオプション: 商品ページを詳細にカスタマイズでき、個性的なショップを作れます。
手数料
- 出品手数料: $0.20(1商品あたり)
- 販売手数料: 売上の5%
- 決済手数料: 3% + $0.25
使用例
- ハンドメイドアート
- イラストプリント
- デジタルダウンロード
まとめ
イラストを販売するためのプラットフォームは数多くあり、それぞれに特徴とメリット・デメリットがあります。自分の作品や販売スタイルに最も適したプラットフォームを選び、効率的に販売活動を行いましょう。
- ココナラやSkimaは、日本国内でのカスタムオーダーに強い。
- pixivFACTORYやBoothは、既存のファン層にアプローチしやすい。
- Society6やRedbubbleは、グローバルなマーケットでの展開が可能。
- Etsyは、ハンドメイドやアート作品の販売に特化。