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よく使用されるフォント、無料フォントを紹介【解説】

おすすめフォント
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はじめに

デザインにおいてフォント選びは非常に重要です。適切なフォントはデザイン全体の印象を大きく左右し、メッセージを効果的に伝えるための重要な要素となります。
この記事では、よく使用されるフォント、無料で使用できる人気のフォント、そしてプロのデザイナーが使用するフォントについて詳しく解説します。

こんな人におすすめ
  • オーソドックスなフォントを知りたい人
  • フォントについて詳しくない人
  • 無料で使用できるフォントを知りたい人

よく使用されるフォント

Arial

  • 概要: Arialは、広く使用されているサンセリフ体のフォントです。読みやすく、さまざまな用途に適しています。フォントファミリーも豊富。
  • 使用例: ウェブデザイン、ドキュメント、広告
  • 特徴: シンプルでクリーンなデザイン。ほとんどのシステムにプリインストールされています。

Helvetica

  • 概要: Helveticaは、1957年にスイスで生まれたサンセリフ体のフォントです。シンプルで洗練されたデザインが特徴です。
  • 使用例: ブランドロゴ、広告、標識
  • 特徴: 中立的でどんなデザインにもマッチしやすい。多くの企業ロゴに採用されています。

Times New Roman

  • 概要: Times New Romanは、1931年に開発されたセリフ体のフォントです。新聞や雑誌などの印刷物によく使われます。
  • 使用例: 新聞、書籍、公式文書
  • 特徴: 読みやすく、フォーマルな印象を与える。

Verdana

  • 概要: Verdanaは、ウェブ上での読みやすさを重視して開発されたサンセリフ体のフォントです。
  • 使用例: ウェブデザイン、デジタルコンテンツ
  • 特徴: 大きな文字スペースと簡単に読めるデザイン。低解像度の画面でも視認性が高い。

Georgia

  • 概要: Georgiaは、セリフ体のフォントで、ウェブ上での読みやすさを考慮してデザインされています。
  • 使用例: ウェブデザイン、ブログ、電子書籍
  • 特徴: 優雅でクラシックなデザイン。小さなサイズでも読みやすい。

無料フォントの中でもよく使用されるもの

Google Fonts

  • 概要: Google Fontsは、無料で使用できるフォントライブラリです。ウェブデザイナーに広く利用されています。
  • 使用例: ウェブサイト、ブログ、アプリ
  • 特徴: 800種類以上のフォントが揃っており、簡単に埋め込み可能。

Noto Sans

  • 概要: Noto Sansは、GoogleとAdobeが共同で開発したフォントファミリーで、多言語対応が特徴です。
  • 使用例: ウェブサイト、アプリ、国際的なプロジェクト
  • 特徴: 幅広い言語に対応しており、統一感のあるデザインを提供。

Roboto

  • 概要: Robotoは、Googleが開発したサンセリフ体のフォントで、Android OSのデフォルトフォントとしても使用されています。
  • 使用例: ウェブデザイン、アプリUI、プレゼンテーション
  • 特徴: モダンでフレキシブルなデザイン。様々なウェイトが用意されており、多用途に使用可能。

Open Sans

  • 概要: Open Sansは、Googleが提供するサンセリフ体のフォントで、ウェブデザイナーに人気があります。
  • 使用例: ウェブサイト、ブログ、広告
  • 特徴: 読みやすく、フレンドリーなデザイン。多くの言語に対応。

Montserrat

  • 概要: Montserratは、Julieta Ulanovskyによってデザインされたフォントで、都市の古い看板にインスパイアされています。
  • 使用例: ウェブサイト、広告、ポスター
  • 特徴: モダンでスタイリッシュなデザイン。大きなタイトルや見出しに適しています。

プロが使用するフォント

Adobe Fonts

  • 概要: Adobe Fonts(旧Typekit)は、Adobeが提供するフォントサービスで、Creative Cloudの一部として利用できます。
  • 使用例: グラフィックデザイン、ウェブデザイン、印刷物
  • 特徴: 高品質なフォントが豊富に揃っており、プロジェクトに応じたフォントが見つかります。

Futura

  • 概要: Futuraは、1927年にPaul Rennerによってデザインされたサンセリフ体のフォントです。ジオメトリックなデザインが特徴です。
  • 使用例: ロゴデザイン、広告、ポスター
  • 特徴: 未来的でモダンな印象を与える。バランスの取れたデザイン。

Gotham

  • 概要: Gothamは、2000年にTobias Frere-Jonesによってデザインされたフォントで、モダンなサンセリフ体です。
  • 使用例: ロゴデザイン、ブランドアイデンティティ、広告
  • 特徴: クリーンで洗練されたデザイン。多くの企業ロゴに採用されています。

Proxima Nova

  • 概要: Proxima Novaは、Mark Simonsonによってデザインされたフォントで、クラシックとモダンの融合が特徴です。
  • 使用例: ウェブデザイン、アプリUI、広告
  • 特徴: 読みやすく、バランスの取れたデザイン。幅広い用途に適しています。

Avenir

  • 概要: Avenirは、1988年にAdrian Frutigerによってデザインされたサンセリフ体のフォントです。
  • 使用例: ロゴデザイン、印刷物、広告
  • 特徴: モダンでエレガントなデザイン。多様なウェイトがあり、幅広いデザインに対応。

フォント選びのポイント

目的に応じたフォント選び

  • 読みやすさ: テキストが多い場合は、読みやすいフォントを選ぶことが重要です。例として、ArialやOpen Sansがあります。
  • ブランドアイデンティティ: ブランドの個性を表現するフォントを選びましょう。FuturaやGothamはモダンな印象を与えるため、ブランドのイメージに合致することが多いです。
  • 視覚的なインパクト: タイトルや見出しには視覚的にインパクトのあるフォントを使用すると効果的です。MontserratやAvenirが適しています。

組み合わせの工夫

  • フォントペアリング: 異なるフォントを組み合わせることでデザインのバランスを取ることができます。例えば、見出しにHelvetica、本文にGeorgiaを使用するなど。
  • 統一感の維持: 多すぎるフォントを使用するとデザインが散漫になるため、基本的に2〜3種類のフォントに留めることをおすすめします。

技術的な考慮

  • ウェブフォントの読み込み速度: ウェブサイトのパフォーマンスを考慮して、フォントの読み込み速度に注意する必要があります。Google Fontsは比較的高速に読み込めるよう最適化されています。
  • ライセンスと使用権: 商用利用の場合、フォントのライセンスを確認し、正しい使用権を持っていることを確認しましょう。

まとめ

フォント選びはデザインの成功において重要な役割を果たします。
よく使用されるフォント、無料で使用できる人気のフォント、プロが使用するフォントについて詳しく解説しました。

それぞれのフォントには特有の特徴と適した使用場面があります。デザインの目的に応じて適切なフォントを選び、組み合わせることで、より効果的なデザインを作成しましょう。

特に、Google FontsAdobe Fontsを活用することで、高品質なフォントを簡単に利用できるため、初心者からプロまで幅広くおすすめです。

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