【2024】最新お絵描きアプリ・ソフト【初心者向け】
デジタルイラストを簡単に描けるお絵描きアプリやソフト。
使うアプリ・ソフトによって様々な特徴があり、趣味で使うにも仕事で使うにも、自分のお絵描き環境次第で合うソフトは変わってきます。
最近ではかなりサービスも充実していて、選ぶのが難しい!という方も多いと思います。
そこで今回はアプリ、ソフトのおすすめ最新版をご紹介していきたいと思います。
超ド定番!初心者からプロまで使える!【パソコンソフト】
おすすめ①CLIPSTUDIOPAINT PRO【有料】
最近では専門学校などでも授業で利用されるほど業界での認知度も高く、最近のソフトの中では非常に利用率が高いです。
メリット①ペンの種類が豊富
様々なサービスが充実している点です。CLIPSTUDIOPAINTではペンにもたくさんの種類があり、自分好みのペンや素材を作ることも簡単です。
個人で作ったペンや素材を販売することもできますし、他のユーザーが作って公開したペンをソフトにダウンロードすることも可能です。
簡単に作業効率を上げられるので初心者からベテランまで幅広く活用できます。
メリット②3Dモデルがある!
3Dモデルがある!
3Dモデルがあるので身体を書くのが苦手な方も実際に見たり、なぞりながら描くことで綺麗に書くことが出来ます。
違和感が出にくいので、難しいアングルを描きたい時にもオススメで、特に遠近感などを意識して描くことも出来るので漫画制作や複数人イラストを制作する際にも便利です。
デメリット①買い切りじゃなくなる
前までは買い切りでしたが2023年から買い切りサポートがなくなります。
元々買い切りプランを買っていた方はソフトが動く限りは無期限にソフトが使用可能ですが、いつ使えなくなるかわからないので買い切りプランを買っていたユーザーは少し残念ですね。
これから買う人は月額かかってしまうので無料プランを使ってみると安心です。
おすすめ①CLIPSTUDIOPAINT EX【有料】
CLIPSTUDIOPAINT EXは、CLIPSTUDIOPAINT PROの機能を残したまま、漫画やアニメなどに適したグレードアップ版ソフトです。
PROではイラストメインのソフトですが、EXはイラストに加え漫画やアニメなどを制作することが出来ます。幅広く制作したい方にはおすすめです。
メリット①漫画やアニメを描くにはかなり優れている
複数ページを一括で管理し作品全体の進捗具合を見ることも出来ます。ページの順番を変更することも容易なので、ネームを制作している際などにも便利です。PROはアニメ制作する際に時間制限があるもののEXでは制限がないため長時間のアニメ制作も行える。(パソコンのスペック次第です)
メリット②写真や3Dモデルから輪郭線や色面を抽出できる
写真屋3Dモデルから線画やトーンのレイヤーに変換が可能です。
これもどちらかというと漫画用の機能になります。要するに自分の撮った写真を漫画っぽく勝手に変換してくれます。
デメリット①導入費用がかかる
PROに比べEXはかなり費用がかかります。個人的には漫画も描かない、映像も作らない人は、コスパ・機能面でPROでいいと思います。
向いている人
- イラストだけじゃなくて漫画も描きたい!
- PRO買ったけど漫画書くには少し不便…
詳しい説明はまた記事を書きますので参考にしていただければと思います。
このように漫画制作における便利機能がたくさん含まれています。
漫画も多少書いてきましたが、脳筋の自分はごり押しで制作していたので
この機能は使えませんでした…。(絶対使うべきでした…)
安心と信頼のお絵かきソフトはこれ【CLIP STUDIO PAINT】
おすすめ③SAI【有料】
少し昔のソフトではありますが安定して使えるソフトです。
かなり直観的な操作も可能で、クリスタは難しくて分からないけどSAIなら大丈夫だった、なんて言う人もいます。
柔らかい書き心地が特徴です。
こちらも買い切りで長く使えば使うだけお得ですね。
1ライセンスで5500円なので比較的安く購入できるのもポイントです。
メリット①直感的に操作ができる
難しい操作をしなくていいので、初めて使う人におすすめです。
パット見たときにどれが何なのか、ということがわかるので比較的ストレスなく始めることが出来ます。
デメリット①更新があまりされない
昔からあるソフトですが、更新があまりされないので不具合が起きた際に不安です。(あまり起きませんが)
デメリット②文字を入れたいときに不便
SAIでは文字を打つことができないので他のソフトを使用する必要があります。意外と不便なのでその点はかなりデメリットだと思います。
こんな人におすすめ
- 直感的に操作したいひと
- 難しいことが得意じゃない人
- 費用を抑えたい人
SAI:5,500 (税込)/1ライセンス
SAI公式サイト
おすすめ④Photoshop【有料】
adobe社のプロ用ソフトです。
プロのイラストレーターさんも使っていることが多いです。
次に紹介するillustratorというadobeソフトとの連携が容易で、非常に簡単に編集が可能です。
イラストというメインビジュアルをPhotoshopで描き文字をillustratorで組む。
ちょっとしたポスターやリーフレットも自分できれいに作れるようになります。
同人活動などをされている方は表紙を制作することもあるかと思いますが、そういうシーンで非常に役に立つソフトになります。
メリット①プロが使っている。
今後プロになりたい方、デザイナーになりたい方は使ってみるとかなり役に立ちます。
就職や転職する際にPhotoshop経験 illustrator経験なんて言葉も出てきたりもしますし、ポートフォリオを作るときなども使用ソフトの欄を書くこともあるので使えるよ!というアピールができるようになるので就職、転職に効果的です。
プロになりたいわけじゃないしな…と思う方でもちょっとしたお小遣い稼ぎで絵を販売することを考えている場合はおすすめです。
ココナラやSkimaなどの販売サイトでは○○形式で納品してください!なんてことがあるんですが、その際にPNGやJPEGなどの画像形式だけではなく、Photoshop用のPSD形式を求める方もかなり多いです。
将来絵を販売する可能性が高い方はPhotoshopを使用しておくと良いかと思います。
デメリット①導入のハードルが高い
adobe製品はプロ用ソフトであることからわかり通り、有料ソフトです。
しかも月額かかってしまいますので、初心者向き…?といわれてしまうと少し怪しいです(笑)
初めて使うソフトがプロ用でいいのかな?なんて思ってしまう方もいるかもしれませんが、逆に初心者だからこそ、本気でイラストレーターやデザイナーなどプロになりたい方は最初の段階でプロのソフトを使っておくのは重要です。
イラスト販売サイト
ココナラエージェント
イラストオーダーサービス【SKIMA】コミッション
おすすめ⑤illustrator【有料】
adobe社のプロ用ソフトです。
文字組やレイアウトが綺麗に配置できて、ベクタ形式なのでどれだけ拡大してもきれいに表示されます。
イラストだけでなくレイアウト全体をデザインできるので非常に便利です。
普段電車や職場、学校などによくあるポスター広告や飲料水などのラベルデザインなどは8割くらいはこのillustratorで制作されているくらい有名なソフトです。
メリット①文字組を他のところでする必要が無い。
ポスター等のペラものであればIllustratorひとつあれば充分制作が可能です。
カーニングという文字の幅を調整する作業なども行えるので見た目の調整も簡単に出来ます。
更にほかのソフトでは定規等を敷いて文字の縦ラインを揃えたりしないといけせんが、Illustratorでは文字を任意の場所に持っていくだけで簡単に揃えたい位置と合わせる機能が付いています。
めちゃくちゃ便利で自分は絶対に使っています。(触ってみないと分かりにくいかもしれません)
メリット②ちょっとしたアイコンやロゴを制作できる
自身で製作したイラストにイメージアイコンやタイトルを付けたり、自分のロゴ、サインを制作したりすることも簡単に行うことができます。
自分のロゴを持っていると、絵を描いた時に入れておけば、自分の著作物ですよアピールも出来ますのでオススメです。
デメリット①導入費用がかかる。
ぶっちゃけ高いです。それだけの価値はありますが、プロでもない初心者には少し大きい出費です。
途中でやめてしまうリスクなども考えると手は出しにくいです。
デメリット②操作が難しい
様々な機能が入っているため、ツールを使いこなすのが難しいです。
最初は慣れるのに時間がかかるでしょう。
こんな人におすすめ!
- プロになりたい方
- illustratorを使ってみたい人
- ロゴやアイコンなどを使ってみたい人
超定番!初心者必見!【スマホ】
おすすめ①CLIPSTUDIOPAINT【有料】
スマホ版CLIPSTUDIOPAINT
三か月無料キャンペーンを行っています。(2023/1/14現在)
毎日1時間はスマホで使えますが、一番お勧めの端末はiPadです。自分もiPadで使用していますが、スマホよりも画面が大きく綺麗に表示されるので、パソコンを立ち上げるほどでもないな…という時に重宝しています。
メリット①移動時にも利用できる
持ち運びをする人や、家で書く時間がない人は移動時間に書くことが出来ます。iPadを持っている人は特におすすめです。
メリット②専用のツールを買う必要がない。
パソコンを持っていない方もいると思うので、ペンタブや液タブなどのデジタルイラストを描く際に必要なものを買う必要がないのは初期費用を抑えるという点でかなりうれしいです。
デメリット①画面が小さい
スマホで絵を描く場合はパソコン画面に比べて非常に小さい画面での作業になるので、指で書く場合などは自分の手で画面が見にくくなってしまいます。描きにくいうえに作業効率が落ちてしまうという悪循環ですね。
デメリット②スマホの充電の減りが速い
スマホで絵を描くとスマホ本体が熱を持ってしまうので、電池の消耗が激しくなります。充電しながら絵を描くとなるとスマホ自体の寿命が短くなってしまうのでスマホの買い替えなどを考えると少々痛手かなと感じました。
向いている人
- 描く時間をまとめて取れない
- 移動時間にも絵を描きたい
- 無料でとりあえず使ってみたい
ペイントツールのスタンダード【CLIP STUDIO PAINT PRO】
おすすめ②アイビスPAINT【無料】
無料で利用できるアイビスペイント
かなり昔からありますがどんどんと機能が良くなっていっています。
無料のアプリとは思えないほどクオリティも高く、使いやすいソフトです。
ペンなどの種類も豊富で有料でじゃなくいと使えないものも広告を見ることでフリーで使えるようになります。
無料版ユーザーは一部のプリセットブラシは使用できない。
メリット①素材が豊富
2500点以上のテクスチャやトーン、ブラシ機能が充実しています。
無料版では広告表示、ブラシ種類など制限はありますが、無料で使える部分も多くあるので費用を抑えたい人にはおすすめです。
メリット②CLIPSTUDIOPAINTの連携
CLIP STUDIOのクラウドにアップロードすれば、レイヤー情報を保持した状態でパソコンやスマホ、iPadのCLIP STUDIO PAINT続きを書けます。
メリット③作品の制作画面を自動で動画にしてくれる
絵を描き始めると自動で作業工程を動画に記録してくれます。
SNS用にメイキング動画などを簡単に作成したい場合はおすすめです。
デメリット①画面が小さい。
CLIPSTUDIOPAINTスマホ版でもお伝えしましたが。スマホの画面で絵を描くことになると、非常に作業が小さくなります。
デメリット②広告表示がある
広告にマイナスな感情がある方は多いかと思いますが、アイビスには広告表示されることがあります。
これは無料版であれば表示されてしまいますが、有料版を購入すれば改善されるので気になる方は有料版に変更するといいかもしれません。
おすすめ③Procreate ipad【有料】
iPadの定番ペイントアプリProcreate
シンプルでわかりやすいので初心者でも使いやすいです。
ブラシの種類も豊富で、iPad画面で書くことで画面の広さもしっかりと確保されます。
2000円という低価格でプロでも使えるレベルのアプリです。
メリット①買い切り価格
2000円で買えるということもあり、比較的手を出しやすく初心者にも使いやすいです。iPadの中ではかなり定番アプリなので使っている人も多いです。
メリット②applepencilを使える
当然ですがiPadで絵を描くとなると、applepencilが利用できます。簡単に液タブ化する言ことが出来るので絵の描きやすさが一気にアップします。
メリット③Photoshopのブラシを読み込むことができる
PhotoshopのブラシをPhotoshopよりも早く操作することが出来ます。
プロの使うソフトと連携出来るなんてすごいですよね。
デメリット①初期費用が掛かる
アプリ単体だけではなく、iPadやapplepencilなどの費用を考えるとかなり高額になります。
指描きにするのであればアプリ代だけで済むのでそこまで費用はかかりません。
こんな人におすすめ
- 費用を抑えたい人
- iPadを持っている人
【2023】最新お絵描きアプリ・ソフト【初心者向け】まとめ
長文になってしまいましたがいかがでしたでしょうか?
今回は今まで自分が使っていた中でもお気に入りのアプリ・ソフトばかりです。本格的にやりたい初心者の方に向けて書きましたのでこれからお絵描きを始める方のお役に立てれば幸いです。